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イベント情報 投稿記事 狭山事件 差別事件 クローブアップ オススメ コラム
松根さんは現在、地域福祉推啓発進相談員という仕事に就いておられ、同和地区を中心に活動されていると思いますが、そのことについてお伺いします。
 イ ン タ ビ ュ ー


A=松根洋子さん
Q=インタビュアー


Q,運動のなかでの要求から現在の仕事に就いておられるとおもいますが・・・
A,部落の側(部落解放同盟新宮支部)の要求によって実現したもので、最初は、話し相手的な相談をしてくれたらいい、高齢者の心が和むようなその部分だけの、そのような内容の話でした。


Q,松根さんと解放運動との関わりについて・・・
A,私は生まれ育った時から部落でしたが、自分自身は差別を特別うけた記憶はありません。
でも、春日・野田・井ノ沢・浮島の4地域あって、さらに小学校に行く通路の途中に「取出」という地域があったのが、そこになぜ親戚がないんやろ?「なんでやろ?」と思ったきっかけです。

小学校5年生の時に青年クラブで夜学をした時に、担任の先生がきてくれた。 それでやっぱり、予習復習が大切やと思ったこと。それと、翌日その問題ができた。 それまでやったら、学力もないし、もたついていたのが、やっぱり前の日に学習を受けたことにより、2番目に出来た。そのとき私すっごい嬉しくて、同じクラスの子に自慢して、 「夕べ先生来てくれて教えてくれてわかったんやよ。」って言ったら、 「あんたとこ特別さかね。」と言われた。 その時に特別って言う意味は、地域4地区に親戚があるのに、兄弟からお婆さんがおるのに、なんで「とりでに親戚がおらんのやろ。」と思ってたのとダブって考えた。それが「部落」と言うことを意識した始まりでした。


Q,日常の仕事の状況ですが、仕事の内容についてどのようなものですか?
A,私は地域の皆さんに推薦された時、高齢者のみやと思ってたのですが、やはり仕事をしていく中でいろいろな制度を行政から教わって、一つでも地域のために知らないことがあればみなさんに、またそのことに苦労している人を訪問して「こんなことがあるんやけどどうやろ・・・」といろいろ出前じゃないけれど、こっちから入っていってするんです。
高齢者は地域の中で生まれ育っているから、私の顔を知らなくても、親の名前を言ったら分かってくれる、その間に親しさがわいてくるという感じから入り込んでいく感じです。


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